本文へスキップ

青森県の地域医療・福祉の発展に貢献する。

お問い合わせはTEL.0172-39-5905

〒036-8564 青森県弘前市本町66−1

保健科学研究第8巻1号Health science research vol:8 No1

原著論文 Original article 

新たな「放射線被ばくの早見図」の提案 〜対数表示から面積表示へ〜

小山内暢 細川洋一郎 對馬惠 工藤幸清 真里谷靖 柏倉幾郎 齋藤陽子

誌名:保健科学研究 第8巻1号 pp9-15
公開日:2017/09/30
Online ISSN:1884 6165
論文種別:原著
キーワード:放射線被ばく,被ばく線量,早見図,面積表示,対数表示
本文:PDF(0.7MB) FREE

要旨
医療放射線や自然放射線による被ばく線量や線量に応じた人体への影響を示す「放射線被ばくの早見図」が多
くの場面で用いられてきたが,現在見受けられるものは線量の軸が対数目盛になっており決して平易な表示方法ではない。今回我々は,より正確に理解しやすい表示方法として,線量を面積で表す「面積表示の放射線被ばく早見図」を新たに考案した。63 名を対象としたアンケート調査を実施し,考案した面積表示の早見図の有用性を評価した。対数表示または面積表示のいずれかの早見図を対象者に配付し,CT 検査,PET 検査,胸のX 線集団検診における被ばく線量がどの程度であると捉えるかを視覚的アナログ尺度にて評価した。いずれの質問でも面積表示の図を用いた方が被ばく線量は有意に小さく捉えられており,かつ実際の値に近い結果であった。本調査により,考案した面積表示の放射線被ばくの早見図が線量の正確な理解に有用であることが示唆された。



Health Sciences Research保健科学研究会

〒036-8564
青森県弘前市本町66−1
TEL 0172-39-5905
FAX 0172-39-5912