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保健科学研究第8巻2号Health science research vol:8 No2

原著論文 Original article 

小児がん患児のきょうだいへの母親のかかわり
−きょうだいと母親の思いとの関連−

橋本美亜 藤田あけみ

誌名:保健科学研究 第8巻2号 pp35-44
公開日:2018/03/31
Online ISSN:1884 6165
論文種別:原著
キーワード:きょうだい,母親長期入院,小児がん
本文:PDF(0.9MB) FREE

要旨
本研究の目的は,小児がん患児の長期入院により母子分離状態にある母親ときょうだいの思いと母親のきょうだいへのかかわりの方法について,明らかにすることである。方法は,過去に長期入院を経験した患児の母親ときょうだいへ半構成的にインタビューを行い,その内容を修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて質的帰納的に分析した。母親の思いやかかわりは,14概念から【母親の複雑な思いを共有】,【母親が主体的する】,【きょうだいにやってもらう】,【誰かに依頼する】の4カテゴリーが生成され,きょうだいの思いは,8概念から【家族以外のサポート】,【きょうだいの揺れる心】,【患児の治療を支えたい気持ち】の3カテゴリーが生成された。きょうだいへの支援として,まずは母親が思いを共有できる場を提供する。そして,その中で看護師がファシリテーターとして,きょうだいへのかかわりについて母親の思いを受けとめつつ,情報の共有や提供を行うことが必要であると示唆された。

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