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保健科学研究第10巻2号Health science research vol:10 No2

原著論文 Original article 

運動習慣および難聴の自覚と聴力との関連
−青森県2市での聴力検査による高齢者の難聴予防策の検討−

須藤美香 平岡恭一 成田智 小山内筆子

誌名:保健科学研究 第10巻2号 pp9-16
公開日:2020/03/31
Online ISSN:1884 6165
論文種別:原著
キーワード:高齢者,難聴,運動,難聴の自覚,難聴予防
本文:PDF(0.8MB) FREE

要旨
本研究では,聴力と運動習慣との関連を試みに探ること,また高齢者の難聴の自覚に関する特徴を明らかにすることを目的とし,弘前市と八戸市で実施される健康まつり来訪者152名に対し,アンケートと聴力検査を実施した.対象者の年代別平均聴力閾値を分散分析により検討した結果,先行研究同様,年齢が上がるほど加齢性難聴の指標となる高音域の閾値が高くなり,また難聴の自覚が難しくなることが示された.特に80歳以上では8,000 Hzの閾値上昇の自覚に困難が認められ,認知機能や音の特徴の観点から考察した.聴力と運動習慣との関連では,60歳代以下において運動群は非運動群に比し右耳1,000〜4,000 Hzの聴力が有意に良好であった.限られた結果ではあるが、欧米の先行研究を支持し,聴力維持に対する運動の効果が示唆された.


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