本文へスキップ

青森県の地域医療・福祉の発展に貢献する。

お問い合わせはTEL.0172-39-5905

〒036-8564 青森県弘前市本町66−1

保健科学研究第11巻1号Health science research vol:11 No1

報告 Report

認知機能が低下した高齢者の主観的評価のアウトカムに影響する要因の検討

須藤那月 大津美香

誌名:保健科学研究 第11巻1号 pp13-20
公開日:2020/09/30
Online ISSN:1884 6165
論文種別:報告
キーワード:認知症,主観的評価,アウトカム,影響要因
本文:PDF(0.7MB) FREE

要旨
本研究では認知機能が低下した高齢者の主観的評価のアウトカムに影響する要因を明らかにすることを目的とした。看護学生がHDS-Rの得点が20点以下の認知機能が低下した高齢者4名と約20分間生活歴に関する会話をし,その前後にSF-8(24時間版)を実施した。対照群として相互に馴染みのある一般高齢者5名にグループで生活歴に関する会話をしてもらい,その前後にSF-8(24時間版)を実施した。認知機能が低下した高齢者と会話した看護学生4名にグループインタビューを行い,主観的評価のアウトカムに影響があると認識した要因について聴取した。認知機能が低下した高齢者と一般高齢者の主観的評価のアウトカムの比較では,会話の前後でSF-8の回答が一致したのは一般高齢者1名のみであった。認知機能が低下した高齢者のSF-8の回答が会話の前後で異なっていた場合,身体的要因,調査者の要因,認知症の中核症状,社会的要因,心理的要因が主観的評価のアウトカムに影響すると考えられた。


Health Sciences Research保健科学研究会

〒036-8564
青森県弘前市本町66−1
TEL 0172-39-5905
FAX 0172-39-5912