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保健科学研究第11巻2号Health science research vol:11 No2

報告 Report 

保健学系学生向け3D モデリング技術教育プログラムの検討
−臨床検査専攻学生における教育効果評価と学習意欲の調査−

野坂大喜 藤岡美幸 中野学 葛西宏介 山形和史

誌名:保健科学研究 第11巻2号 pp21-29
公開日:2021/03/31
Online ISSN:1884 6165
論文種別:原著
キーワード:3Dモデリング,3Dプリンタ,医用工学
本文:PDF(1.9MB) FREE

要旨
医療における3Dプリンタの利用は医療資材製造から再生医療へと拡大しており,3D製造も医療系企業から病院内へと移行しつつあることから,保健学系学生を対象とする3Dデータ設計教育が今後必要となると考えられる。そこで本研究では保健系学生向け3Dモデリング技術基礎教育プログラムを開発し,その実践と評価を行った。臨床検査専攻学生42名を対象とした受講前後でのアンケート調査の結果,3Dモデリング技術に対する興味を示す学生割合は,40.5%から87.9%へと有意に上昇した。また臨床検査技師教育において3Dモデリング技術の習得が必要と回答した割合は81.8%であった。教育プログラムの検証においては,技術的要件基準を満たした割合は95.2%であった一方,プロセス要件基準を満たした割合は54.2%にとどまり,ユーザー視点から課題を捉え技術的課題解決を図る教育プログラムへの改良が必要であると考えられた。3Dモデリング技術は医療専門分野を問わず広く適用される可能性が高いことから,各専門領域に応じた医用3Dモデリング技術の体系的教育プログラムの確立が求められる。

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