本文へスキップ

青森県の地域医療・福祉の発展に貢献する。

お問い合わせはTEL.0172-39-5905

〒036-8564 青森県弘前市本町66−1

保健科学研究第12巻2号Health science research vol:12 No2

原著論文 Original article 

非利き手での箸操作練習において使用する物品の重さの違いが練習成果に及ぼす影響について

上谷英史 平川裕一 柏崎勉 金谷圭子

誌名:保健科学研究 第12巻2号 pp9-14
公開日:2022/03/31
Online ISSN:1884 6165
論文種別:原著
キーワード:箸操作,非利き手,練習
本文:PDF(0.4MB) FREE

要旨
本研究の目的は,箸操作練習に使用する物品の重さの違いが練習成果に及ぼす影響を検討することである。対象者は左手での箸操作経験がない健常者20名であった。方法は,2群に対して,手と箸の位置関係を示した丸箸を左手で把持させ,一方の群には10gの球体,他方の群には50gの球体をつまみ上げる練習を実施し,普通の箸にて操作能力を測定した。その結果,10g群は,5日間で,球体の移動の成功個数が増加,失敗個数が減少,練習時に使用していない重い50g球体の成功個数も増加した。また,50g群に比べ,練習時に使用した球体の成功個数が多く,失敗個数が少なかった。練習時に使用していない重い球体の失敗個数も少なかった。以上のことより,箸操作に必要な手指動作の学習のための練習において,軽い物品を用いることは失敗が少ない成功体験が得られ,高い箸操作能力の獲得に有効であることが推察された。


Health Sciences Research保健科学研究会

〒036-8564
青森県弘前市本町66−1
TEL 0172-39-5905
FAX 0172-39-5912