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保健科学研究第12巻2号Health science research vol:12 No2

報告 Report 

個人ワークによる体験的な課題を取り入れたコロナ禍における認知症看護に関する「家庭看護」の授業評価

大津美香 小野加南子 光井悠真 工藤麻理奈 成田秀貴

誌名:保健科学研究 第12巻2号 pp23-31
公開日:2022/03/31
Online ISSN:1884 6165
論文種別:報告
キーワード:家庭看護,授業評価,認知症,体験的な課題
本文:PDF(0.7MB) FREE

要旨
本研究の目的は、コロナ禍においても実施可能な個人ワークによる体験的な課題を「家庭看護」の認知症看護に関する授業に取り入れ、その効果を検証することであった。履修生23名を対象に、自記式質問紙調査を授業の前後に行った。その結果、認知症高齢者を社会全体で支えていくことの重要性(p<0.01)と認知症高齢者が困っていた場合の支援意欲(p<0.05)が授業後に有意に高まった。認知症のスクリーニングテストの体験後には認知症高齢者の気持ちを考えるきっかけになったと「とても思う」16名(76.2%)、「まあ思う」5名(23.8%)の回答が得られた。認知症のスクリーニングテストの実体験やVTR教材を用いて認知症の行動心理症状への望ましい対応方法を考察する等の体験的な課題を行ったことが相乗効果となり、認知症の人を社会全体で支援していくことの必要性を認識することにおいて、有用であったと考えられた。

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