JOURNAL OF SOCIETY
編集・査読方針
編集方針
『保健科学研究』は本会機関誌として、医療・福祉・栄養など健康関連分野に関する基礎的・臨床的研究を発表するものとして、広く投稿を受け付けます。
本誌の論文内容は、他誌に発表されていない新しい知見に基づき、多数の読者に対して寄与するものと認められたものに限られます。
査読方針
本誌に投稿されたすべての原稿は、ダブルブラインド方式の査読によって掲載の可否を決定します。
編集委員長は、査読前および査読終了後であっても、本誌の趣旨から外れる論文や、本規定を著しく逸脱する論文、および編集委員が不適切と判断した論文に対して、修正を求めたり、掲載を拒否することがあります。
編集委員および査読者は、その論文の科学的および医学的意義、方法論や結果の解釈の妥当性、および研究の限界とバイアスの取り扱いを評価し、教育的な視点から建設的な助言を行います。
査読者からの答申に基づき、編集委員は出版の可否を判断するものとします。
査読プロセス
- 編集委員長が、掲載に相応しい内容と体裁であるかどうかを判断します。最低限これを満たしていないと判断した場合、原稿は査読者には回さず、不受理とします。
- 投稿者への連絡は基本的に編集委員長が行います。
- 編集委員長が、2名の査読者を編集委員(編集委員長および副編集委員長を含む)と査読委員、外部有識者から選定し依頼します。
- i.ただし、2名とも外部査読者とはしません。
ii.投稿者と利害関係があったり、共同研究をしている者は査読者としません。
iii.編集委員長が投稿者に含まれる場合、副編集長が査読プロセスに関する業務を行います。
編集委員長と副編集委員長の両名が投稿者に含まれる場合、編集委員の中で
編集委員長経験者があたります。 - 編集委員長は2名の査読者の結果を考慮し、審査結果を決定します。審査結果は編集委員会での承認を経て正式に決定とします。
- i.ただし、2名とも外部査読者とはしません。
- 再投稿・継続審査の場合、基本的に初回の査読に基づいて編集長が査読を行うが、修正の状況によって初回査読者に再度依頼します。
- 不採択とした査読結果に対する異議申し立てについては、十分な根拠があれば申し立てを認め、再度査読によっては審査結果を変更する場合もあります。
投稿の流れについて
- 投稿準備:投稿規定にしたがい、本会が定めた書式で論文を作成します。
投稿規定・投稿様式ダウンロード
一括ダウンロード (ZIP.file)
様式集には以下のファイルが含まれております。
・投稿手順(PDF file)
・投稿規定(PDF file)
・執筆要領(PDF file)
・論文様式 和文および英文(Word file)
・COI申告書(Word file)
・著作権委譲承諾書(Word file) - 投稿・投稿料(1編1,000円)を指定口座にお振り込みください。
(青森銀行 弘前支店 普通口座 3073058 口座名 保健科学研究会 会長 木田和幸)
・編集委員会宛てに原稿と振り込み証書類(画像)を併せて電子ファイルで「editor-hoken@hoken-kagaku.com」までお送りください。
・証憑書類は必ず保管ください。 - 投稿論文と投稿料の入金が確認され次第、編集委員会より原稿預り証を発行致します。
- 投稿原稿の査読と採否・投稿原稿の査読の結果について通知致します。論文の体裁及び内容について修正を求めることがございます。
・修正論文提出の際は、修正論文、修正前の論文、回答文を電子ファイルで提出してください。
・採択が決定した論文については、論文掲載予定通知書を発行いたします。 - 投稿論文校正・著者による校正は、原則として、初校のみとします。
- 刊行・校正済みの原稿は、「COI申告書」、「著作権委譲承諾書」と一緒に投稿先のメールアドレスにご提出ください。
・校正済み原稿と「COI申告書」、「著作権委譲承諾書」の提出が確認されれば、論文が刊行されます。
査読委員
本誌では各専門領域を主として以下の大学所属の教員が査読を担当いたします。
- 看護領域(弘前大学保健学研究科、弘前学院大学、弘前医療福祉大学)
- リハビリテーション領域(弘前大学保健学研究科、弘前医療福祉大学)
- 放射線領域(弘前大学保健学研究科)
- 臨床検査領域(弘前大学保健学研究科)
- 食品科学・栄養学領域(弘前大学保健学研究科、柴田学園大学・同短期大学部)
- 教育学領域(弘前大学保健学研究科、柴田学園大学・同短期大学部、弘前学院大学、弘前医療福祉大学)
FAQ よくあるお問い合わせ
採択までに要する期間はどの程度ですか?
採択までの平均査読期間は60日です。投稿論文は可能な限り採択を行うこととしておりますが、修正に時間を要する場合がございますので、余裕を持って投稿されることをお勧めいたします。 また、本誌は3月に発行を予定しておりますので、年度内掲載を希望される場合は、編集委員会までお問い合わせください。
別刷り印刷に要する著者負担金はありますか?
本誌は「オープンアクセス」制を採用しておりますので、別刷り印刷ならびに紙媒体での提供は行っておりません。PDF形式ファイルをご自身でダウンロードの上、印刷してください。
論文で使用可能な言語について
和文及び英文での論文投稿を受け付けております。詳細は『執筆要領』をご確認ください。
投稿用Formatについて
所定のフォーマットを用いて作成してください。
『論文』にはどのような種類がありますか?また基準はどのようになっていますか?
- 「総説(Review)」 検討する主題に関連して、学術的に報告された論文を網羅して客観的に解説を加えていること。検討に関連する主な論文が引用されて考察されている。 新たな知見や理論に関する現状分析や解決すべき問題点などを総括し解説している。技術や手法などに関する分析や問題点などが総括されている。 現状の解説および将来展望が明らかにされていること。
- 「原著(Original article)」 研究成果に斬新性があり、新たな知見が認められるもの。あるいは既に認められた知見であっても、検索、調査および解析、分析などにおける独創的な方法や手法が論述されているもの。 研究計画が明確で、研究目的の達成が論理的に述べられているもの。新知見の考察には、引用文献による客観的論述がされている。また他の研究者が追試することが可能でなければならない。
- 「報告(Report)」 新たな知見でなくとも、現状調査により付加価値的知識を満たしている。十分な内容の調査資料を統計学的に整理し、理論的な成果を示している。 多数の施設における調査結果に有意義な成果が認められる。あるいは単独施設における調査結果であるが、十分な対象について分析がなされている。
- 「資料(Material)」 保健科学に資する資料として有用なもの。研究としての価値ではなくデータベースなど資料としての価値の位置づけにふさわしいもの。
- 「事例報告(Case report)」 保健科学に関する単独施設における経験的な報告である。少数の対象例による記録にとどめる価値のあると判断されたもの。事例的報告である。 主とする研究の前段階的研究である。統計学的な分析を必要としない報告である。
論文の種類としてそれぞれの違いを理解し、発表する論文の内容を適切に表せる論文の種類を選択してください。 著者は論文種類を希望できますが、最終判断は編集委員会が論文内容を審議して決定します。